@電気代削減
まずは電気代について少し説明しておきます。
・テナントの場合
テナントの場合、電気代は通常、基本料金(定額)+電力量料金で電力会社から請求されます。テナントによってはオーナーから請求される場合もあります。
・自社ビルの場合
電気設備の規模やトランスの量によって受電容量が決まります。(500kwを境に実量制契約と大口電力契約に区別)
いずれも基本料金(契約電力に応じて変動)+電力量料金で電力量料金から請求されます。
電気料金はどの施設においても夏場、冬場に大幅にアップします。これはエアコンの使用が原因と考えられます。
ではどのように削減していけばいいのでしょうか?
●電力量料金の削減
電力量料金は施設で1ヶ月間利用した量によって決定します。
電力量料金の削減には日々の電力の使用状況をチェックし、無駄な電力の使用を抑えることが必要です。
◆削減のテクニック
・空調の温度を外気温度に近付ける。
→1度近付ければ、10%の電力削減ができるといわれています。健康のためにも、環境のためにも過度の温度調整はお勧めできません。
環境省では、夏場:28度 冬場:20度の設定温度を推奨しています。
●基本料金の削減
この料金の仕組みを知らない場合がよくあります。
基本料金は契約電力によって定められます。
・契約電力・・・当月及び過去11ヶ月のデマンド(最大受電容量)の中で一番大きな月の値。
・デマンド・・・計測器が30分毎にその瞬間の受電容量(使用している電力量)の平均値を計測しています。1ヶ月の中の最大値をデマンドと呼びます。
右の図で説明すると。赤のラインがその月の契約電力となります。
8月にデマンドが上がったために9月からの契約電力に影響を及ぼしてしまい、例え電力を一切使用しなかったとしても8月の契約電力を基準に基本料金が掛かってきてしまいます。 |
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図のような事態を防ぐためにもデマンドを上げない、つまり電力の使用を集中させない事が大事です。
◆削減のテクニック
・電化製品の時差起動を行う
→起動時には通常より多くの電力を消費します。一括で起動することで瞬間的に大量の電力を使用することになり、デマンドが急上昇してしまいます。
時間差で起動することで電力を分散しデマンドの上昇を防ぐことができます。これによって必ず大きな削減に繋がります。
※1度でも30分間の平均値が上がるとそれがデマンドとなり努力が無駄になってしまいます。皆に理解してもらい、徹底することが重要です。内部だけでなく、外部(清掃業者など)にもこのことを徹底しましょう。
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